巻上公一(vo,theremin,cor)

巻上 公一 [MAKIGAMI KOICHI]

ヒカシューのリーダー、プロデューサー
ヴォーカル、コルネット、テルミン、口琴、ホーメイ、尺八、篳篥

1978年結成のヒカシューのリーダーとして作詞作曲はもちろん、
声の音響やテルミン、口琴を使ったソロワークやコラボレーションを精力的に行っている。
トゥバ共和国の喉歌ホーメイは日本の第一人者、
97年から毎年トゥバやアルタイから音楽家を招聘、喉歌国際交流を組織している。
テルミンは、通常の奏法を逸脱したカンフースタイルを確立。
口琴はバシコルトスタンのローベルト ザグレッヂーノフを師とし、ゾルタン シラギーの発明口琴をはじめ、様々な口琴を使いこなす。 
98年には口琴オペラ『ぼくは頭をびょんびょんした』を作・演出。
歌らしい歌から歌にならないものまで歌う歌唱力には定評があり、それらの音楽要素を駆使する演劇パフォーマンス(チャクルパシリーズ)のクリエーターとしても活躍している。
また、ヨーロッパ、アジア、アメリカなどの世界のさまざまな音楽フェスティバルにも招聘される他、
JAZZ ART SENGAWA、 Festival Neo Voice 、湯河原現代音楽フェスティバル、 John Zorn’s COBRAなど、ユニークなフェスティバルやシリーズ公演をプロデュースしている。 
最新アルバムは『TOKYO TAIGA』(tzadik)。ソロヴォイス作品に『KUCHINOHA』『KOEDARAKE』、 
口琴作品に『ELECTRIC EEL』(3作共にtzadik)、テルミン作品に『月下のエーテル』(doubt music)
歌のアルバムに『民族の祭典』『殺しのブルース』(bridge)など多数。

John Zorn,Ikue Mori,Cyro Baptista,Marc Ribotはじめニューヨークシティの音楽家との繋がりが深い。 
最近は、北欧のシーンとも共演が多く、Thomas Stronenの複数のユニットに参加している。 

2019年末 詩集「至高の妄想」を刊行。2020年に第一回大岡信賞を佐々木幹郎と共に受賞。

ヒカシュー
巻上公一(vocal,theremin,koukin,cornet/ヴォーカル 、テルミン、口琴、コルネット)
三田超人(guitar/ギター)
坂出雅海(bass/ベース)
清水一登(piano,synthesiser,bass clarinet/ピアノ、シンセサイザー、バスクラリネット)
佐藤正治(drums,percussion/ドラムス、パーカッション)